2019年03月26日更新
ーまず、宮城県として、製造業者様に対してどのような支援の取り組みを行っているか、ご説明ください。
“ご存知の通り、2011年3月11日の東日本大震災により、宮城県は大規模な被害を受けました。その際、主に沿岸部にあった食品メーカーは商品供給が停止したことで販路を失い、事業再開した後でも、既存の商品ではなかなかその販路を取り戻すことが難しいという声が数多く聞かれました。また、復旧後も資金的・人員的に商品開発から販路開拓まですべてを自ら行う体力が事業者様に無いというのが課題でした。
そこで、外部の専門家の知恵を交え、レベルアップした商品を開発し、販路開拓の支援を行っていく、商品ブラッシュアップ専門家派遣事業(以下、「BU事業」)という取り組みの企画・立案に至りました。”