2023年08月14日更新
PickUp記事:盛岡との交流深める「ID」発行開始 ファンを可視化、来訪のきっかけに(盛岡経済新聞2023.07.06)
今年の7月、盛岡との交流を深めるファンクラブ「MORIOKA CONNECTION ID(MCID)」の登録を盛岡市が開始しました。
地域における関係・交流人口の拡大や、移住・定住の促進などを目的に、同市が取り組んできた「盛岡という星でプロジェクト」における試みのひとつとして設立・開始された同ファンクラブ。
本プロジェクトではこれまで、SNSを通じた情報発信や交流拠点の開設、関連イベントの開催など、県外の盛岡ファンを増やす活動を行ってきました。
今回、同ファンクラブを設立することで、盛岡ファンを可視化するとともに、県外から盛岡を応援したい人・盛岡と関わりを持ちたい人が市とつながりを持ち、より愛着を抱けたり、新たな交流を持てたりするような仕組みづくりを目指していく模様です。
具体的には、日本国内の県外在住者を対象に、シリアルナンバーとログインナンバーに加えて、盛岡にまつわるキーワード「わんこそば」や「さんさ踊り」などをアルファベットで表した「盛岡特殊コード」を組み合わせた「MCID」を発行し、登録の証となるオリジナルキーホルダーをプレゼント。
登録者の関心等に合わせて盛岡関連情報をメールで届けるほか、指定イベントやアンテナショップなどを訪れた際に、「つながりポイント」が獲得できるシステムを提供しており、ポイントを集めて、キーホルダーにつけられるプレートや、盛岡で利用可能なサービスチケットなどが受け取れる特典が用意されているそうです。
同ファンクラブを通じて、地域と人とが相互に関わりを深めていくことが期待されています。
(引用:盛岡という星でプロジェクト公式HP「The planet MORIOKA」-「盛岡という星でSNS」より「公式ガイドブック」)
今年の7月1日、関係・交流人口の拡大や移住・定住促進などを目的に、盛岡市が取り組んでいる「盛岡という星でプロジェクト」の一環で、同市と人との交流を深めるためのファンクラブ「MORIOKA CONNECTION ID(MCID)」で登録が始まりました。(詳細については、https://planetmorioka.jp/)
盛岡市では以前より、若年層における人口転出の拡大が大きな課題となっており、「移住・定住/U・Iターン」の視点で働きかけていましたが、本プロジェクトでは、そのための前段階とされている「関係人口」に着目。
移住者や観光客とは異なる形で地域および住民と関わりを持つ、「関係人口」の増加を軸とした移住・定住・交流人口対策事業を展開してきました。(詳細については、https://www.city.morioka.iwate.jp/kurashi/1027362/1028062/index.html)