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コンポストで生ゴミを堆肥化する試み まちの緑化を目指す取り組みで 

2023年12月04日更新

PickUp記事:心斎橋大丸店前に花壇 社員食堂から出る生ごみ利用して堆肥に(なんば経済新聞 2023.11.08)


今年の5月より、大丸心斎橋店に隣接する心斎橋パルコの屋上に、生ゴミを堆肥化するコンポスト容器が設置され、社員食堂の生ゴミを活用した堆肥づくりが行われています。

そして11月、大阪市建設局やNPO法人御堂筋・長堀21世紀の会などの協力を得て、御堂筋に面した植樹帯の一部を大阪市から借りて、600株の花を植える花壇を設置。

花壇として利用する際の肥料には、上記コンポストで作られた堆肥が使用されました。

この取り組みは、「まちに緑を広げる」ことを目的に、2022年から同店が取り組む「SHINSAIBASHIグリーンプロジェクト」の一環によるものです。

今後は花の入れ替えのほか、一般人が参加できるイベント等の開催が予定されています。

大丸心斎橋店と心斎橋パルコが社員食堂の生ゴミを堆肥化、花壇に活用

(引用:神戸市公式HP-ごみ-ごみの減量・リサイクル-「段ボールコンポスト(生ごみの処理)」より「2.段ボール容器と基材を用意する」)
今回の取り組みは、大丸心斎橋店による「SHINSAIBASHIグリーンプロジェクト」の活動のひとつになります。

「まちに緑を広げる」ことを目的に、2022年から同店が取り組んでいる本プロジェクトでは、今年の5月より、同店および心斎橋パルコが利用している社員食堂から排出される生ゴミを、コンポスト容器で堆肥に変える試みが行われていました。

そして今回、大阪市やNPO法人御堂筋・長堀21世紀の会などの協力により、新たに花壇を設置するとともに、そこに植える花の肥料として、この生ゴミ堆肥を活用。

生ゴミから堆肥を作るのに使用されるコンポスト容器は、近年、主に家庭ゴミの削減化・堆肥化で活用されています。

今後も花の入れ替えが行われるとともに、一般人が参加可能なイベント等の開催を予定しているそうです。

近年、生ゴミを廃棄せず、堆肥等に利用する取り組みは、盛んになってきています。

実際、いくつもの地方自治体が、生ゴミの再活用を促すコンポスト容器等について、その概要や具体的な設置方法などの情報を提供している模様です。